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2021/10/15更新

Why does it fail?
なぜ、失敗するのか?
こんな経験、ありませんか?
・『IT化を進めたら、前よりも業務効率が悪くなった・・・』
・『システムを更改したら、余計な入力時間が増えた・・』
改革や結果を急ぐあまり、性急にシステム化を試みると、そんな結果にも遭遇します。
・I『選択肢が多すぎて、何が最適かわからない・』
機器やツール、アイテムはソリューションの名のもとに増える一方です。
多くのソリューションベンダは、自社または自社関連の機器や技術を選択します。
自社の取り扱い製品ではなく、他社製品や他社技術を提案することは稀です。
『競合他社と同様の情報システムを導入したが、成果がおもわしくない・・』
システム導入ののち、すぐさま大きな効果や成果につながることは稀です。
IT化のポイントや対象は各社・各組織で様々であり、他社と同様のシステムが自社・自組織に適合しないこともあります。
▼スタート段階の要件整理や本設計が成否をわけます
業務改善や改革、IT化の成否は、
事前の十分な「現状把握」と「要望整理」その後の「分析・検討」、そして「要件整理(定義)」と「基本設計」にかかっています。
業務環境やニーズ、目指すものと今やるべきこと、先送りでよいこと、などを踏まえ将来を見通して準備することが重要です。
AsIs(現状)の把握・分析・整理 を行い、
それに基づき現実化できる ToBe(将来構想)モデル に落としこむことによって、失敗の確率は格段に少なくなります。
ToBeモデルとしての基本設計が成否を分けます。
▼成功へのキーワードは「見える化」です
・セキュリティ対策も同様に・・
現状問題点や潜在的課題などの抽出・整理と並行して、お客様の業務を活動単位でコスト換算し、コストの切り口から業務を『見える化』します。
セキュリティ対策も同様です。
必要に迫られ、場当たり的にツール導入やシステム化を進めることは、極力避けるべきです。
あれもこれもと手を出すとコストばかりがかさみ、効果はいまひとつ・・・
セキュリティ上の事件や事故が発生し、必要に迫られ緊急な対応をとらざるを得ない場合もありますが、そんなリスクに遭遇する前に、セキュリティリスクを洗い出し、リスクと費用に見合った優先順位をつけ、段階的な対策マップを作成することによって、効果的・効率的な対策と結果が期待できます。


・”見える化”は、費用の削減にも直結します
”見える化”は、費用の削減にも直結します。
IT化しなくても(=大きな投資をしなくても)、
十分に改善できる解決策も沢山出てきます。


・システム化の前に・・
システム化の前に
・「業務や環境の棚卸し」と
・「整理整頓(現状把握=分析と問題点の抽出)」
を徹底的に行うべきです。
その結果、本質的な課題が浮き彫りになり、システム化する上での本当に重要なテーマが見えてきます。
